前回の記事を見てくださった方は明らかなごみは捨てることができたかと思います。
そこで今回は、STEP1-1として服のミニマル化に取り掛かっていきます。
服のミニマル化で押さえておきたいのは、
・1年着ていない服
・好きな人や推しに見られたくない服
・管理にストレスを感じる服
・なんとなく迷う服
これに当てはまる服は手放しましょう! という話です。
この記事では、
・この服は手放すべき?と何を基準にしたらいいか迷っている方
・服は減ったけど、収納方法が分からないと悩んでいる方
・手放す服は売ろう!と思っている方
の参考となるよう、書き進めていきます。
服を手放す基準
1年着ていない服
この服、最後に着たのいつだっけな…と思い出せないようであれば手放しましょう。
そんなに着ていないのであれば、今後も出番はかなり少ないはず。
こんなこと言っていますが、私も以前までは「今年は着るかもしれないから、捨てないで持っておこう。」と理由をつけて手放すことを先延ばしにしていました。
でも、そんな日、来ません!笑
結局、窮屈なクローゼットで忘れ去られているんです。
服にとっては地獄です。日の目も浴びず、ずっと窮屈なクローゼットに閉じ込められているんですよ?なのに、いつか着てくれると希望を捨てずに健気に待っている。
そんな服の気持ちになったことがありますか⁈
なんて、子芝居はさておき。
1年着ていなければ大抵、今後も着ません。私みたいに2、3年と熟成させている方はもっと着ません。思い切って手放しましょう!
好きな人や推しに見られたくない服
突然ですが、皆さんに好きな人や推しはいますか?
私はある方を推し始めて4年目になります。(いつかブレイクタイムの記事でお話ができたらな♪)
例えば、偶然にも街で推しに近距離で遭遇したとします。そんな時に、よりによってシミの付いた服、色あせた服、皺の寄った服、ほつれた服、首元がよれた服だったらと想像してみてください。
そして、推しに心の中で「なんかこの子、だらしないな。」と思われていたらどうでしょう(自分の推しがそんなこと思うなんてないと思いたいですが…ここはあえて辛口でいきます)。
もう、立ち直れないですよね⁈
そういうことです。
人は見た目が9割なんて言われることもあるように、外見って大事なんです。
誰かに見られると困るような、服は手放しましょう。
そして、その服をパジャマや部屋着にしようと目論んでいるそこのあなた!
それもNGです。
例え家の中でしか着ないとしても、ある日突然、推しが家に来るかもしれないので!
ここでのポイントは、いつ誰に見られてもいい服であるかということ。そうでなければ思い切って手放しましょう!
管理にストレスを感じる服
例えば、手洗いでないとだめな服、汚れが目立つ服(白系)、体型に若干合わない服、皺が目立つ服(アイロンが必須)などです。
私が服のミニマル化をしていく中で、手放した服の傾向を考えると大体がこれに当てはまっていました。
極度の面倒くさがりのくせに、手洗い必須の服を買ったり、皺がつくと分かっていたけど買って結局着なかったり、ネットで買って若干サイズが小さかったり、
そんな服が多かったです。
人によってストレスを感じる部分は違うと思いますが、「何かこの服を着ること避けてるよな」そんな風に思ったら、一度、上記のポイントを確認してみてください。
案外当てはまっているかもしれません。
なんとなく迷う服
曖昧な書き方になってしまいますが、ここまでの3つ(1年着ていない、推し・好きな人に見せられない、管理がストレス)に当てはまらない服があるかもしれません。
私には実際にこの経験があります。
そして、なぜ迷うのか考えた結果、
・思い出が邪魔をしている
・買った値段が邪魔をしている
この2パターンが出ました。
「これお母さんが買ってくれたんだよな」
「これ高かったんだよな」
と、服自体というより、その服に対する思いを捨てられなかったのです。
ですが、迷っている時点でベクトルは手放す方向に多少なりとも向いている、私はそう思って、手放しました。
本当に気に入っている服であれば、そもそも迷いません。
思い切って、手放しましょう!
それでも迷った時は
ここまでのポイントである程度、服の選定ができたのではないでしょうか?
それでも、なかなか手放せない思い入れの服がある方もいらっしゃるかもしれません。
迷っている時点で手放すべき、と先程言いましたが、他人に強要することではないので、これが絶対ではありません。
では、どうしたら良いか?
これも私の体験談になりますが、
①服の写真を撮って、データとして残す
②保留BOXを作り、1年間その服がないものとして過ごしてみる
これで、心残りなく手放すことができました。
現物を残しておかないとという思いに縛られていましたが、写真であれば場所もとらず、いつでも見返すことができます。私はこの作戦で迷っていたものは全て手放せました!
写真を撮って手放すことも迷うようであれば、②保留BOXがおすすめです。
そして、1年間そこは開かずの間にしてください。目に入る位置だと思い出してしまうので、クローゼットの奥底や手が届きにくい場所に置いておくのがおすすめです。
そして1年後、一度も着なかった、存在すら忘れていたのであれば手放しましょう!
服はどう収納すべき?
ハンガーに掛ける
クローゼットの大きさにもよるので、一概には言えませんが、基本的には全てハンガーに掛けることをおすすめします。
ハンガーに掛けることで畳んで収納するよりも、どんな服を持っているかの把握がしやすいからです。
また、畳む手間もなくなるため、家事の時短にも繋がります。
私は、適正量的にハンガーだけでは収まりきらないのと、ハンガーに掛けたくないトップスがあるため、アウターとパンツ系はハンガー、それ以外のトップスやインナーは3段の衣類ケースに収納しています。
トップスが伸びてしまわないか気になる方もいるかと思いますので、個人的にはこのパターンおすすめです!
吊り下げタイプの収納
私は、衣類ケースがあるため持っていないのですが、ミニマリストの方はハンガー+吊り下げタイプの方が多い印象です。
吊り下げであれば、衣類ケースに比べ何が入っているか一目瞭然なので、管理もしやすいです。
また、引っ越しの際は畳めばコンパクトになり、場所も取らないのがいいですね。
私も、もう少し服を見直してこのタイプになりたい…
衣類収納ケース
これを使っている方、多いのではないでしょうか?
色々なタイプがありますが、
①引き出せる
②中身が見える
③段数の調節ができる
これらがおすすめです。
①は引き出しタイプではなくても、取り出しやすければOK
開閉式(側面についているタイプ)もありますが、奥服が取り出しにくく、ストレスになる可能性もあるため、すぐに取り出せるタイプがおすすめです。
②これは、管理しやすくするためです。不透明なタイプが生活感がなく、いいと思われる方もいるかもしれませんが、もともと適正量以上の服を持っていた方はリバウンドしやすいです。
また、中身が見えるタイプであれば、雑に収納せず、自然と綺麗に畳もうと思うはずです。
そういった気持ちを常日頃から持つことを習慣化するためにも、中身が見えるタイプの収納を選びましょう!
③は今後、さらに服が減っていく・服を増やさないことを考えてのことです。
一度、ある程度の選定ができたとしても、今後さらに手放して所有数が減っていく可能性があります。
その時に、段数を調節できるタイプであれば、空いた段自体を手放すことができるからです。
以前の記事で少し話しましたが、適正量以上を一度でも持っていたことがある方は、余白を埋めたがる癖が残っています。
もし、1段空いたとしても、段数が調節できないケースだと、空いたところに新しい服を入れたい!そんな心理になり兼ねません。
ですので、空いた段はすぐに手放し、これ以上持たないと意識付けをしましょう!
手放す服はどうするべき?
ごみとして出す
基本的には、こうしましょう。
一気に手放すことが大事だからです。
ちまちまと売っても、時間が掛かり、選定はできているのにいつまでも手放す服が居座る状態になってしまうからです。
大量の服を捨てるのはかなり心が痛みますが、この痛みを味わうことが大事です。
まだ着れるのに色々な迷いから手放した服たち。
次からは買う前に熟考し、本当に気に入った服だけを買うようにしようという自分の戒めにもなります。
店舗や買取業者へ
捨てることをおすすめしてはいますが、やっぱり捨てるのはちょっと…という方は、店舗や業者へお渡ししましょう。
先程も言いましたが、手放すのは、一気にすることが大事です。
ですので、大量に買い取ってもらえるところへ行きましょう。
状態が良いものであれば、それなりの価値で引き取ってくださる場合もあります。
一方で、買った時は1万でも買取価格は100円なんてことざらにあります。
これも結構ショックですが、一度、買って着てしまったものは価値が下がるのは当然。
だからこそ、価格だけを見ず、自分の趣味・体型・性格(私の場合は管理が面倒な服は向いていない)を考えて買うようにしましょう。
自分の一番の理解者は自分です!
フリマアプリ(これは最終手段)
()にも書いていますが、これは本当に最終手段です。
これに当てはまるものは、ブランドもの・新品のものだけです。
もう一度言います、ブランドもの・新品のものだけです!
それ以外は、この前の段階でお別れしてください。
フリマアプリは、捨てるより、店舗で買い取ってもらうより断然にお金が返ってきます。
これを逃したくないのは当然のことだと思います。
ですが、いつ売れるかも分からない、そして手間のかかることをしていては、短期集中でやったミニマル化の意味がありません。
手放すというのは痛みを伴うものです。
服の価値が惜しいかもしれませんが、それを手放すことになったのも過去の自分の責任です。
限度は5着。それ以外は、ごみまたは、まとめて買い取ってもらいましょう。
そして、二度とこの思いをしないでいいよう、買い方から見直しましょう!
まとめ
迷った服は、多少なりとも気に入っていない部分があるはず。
その理由を自分で見つけ、理由に合った対策をしていきましょう。
そして、選定後は量やクローゼットの造りに応じて自分に合った収納をしましょう。
服に限らず、ものを手放すというは心が痛む行為です。
自分への戒めと思い、できるだけ自分に利益の生じない方法で手放しましょう。
今回は以上になります。
最後まで見ていただき、ありがとうございます。
次回は、玄関編を投稿予定ですので、ご興味ある方は覗いていただけると嬉しいです。
では、またっ!
Xもしています→https://x.com/monchobi1012
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